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zoom RSS ブータン幻想紀行7

<<   作成日時 : 2010/08/01 10:59   >>

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いよいよこの旅のメインである「タクツァン僧院」へ行く日が来ました。

8世紀に創建されたこの寺院は、山の中腹にあり、その標高は3000メートルを超えます。
かつてパドマ・サンババ(グル・リンポチェ・・チベットに仏教を伝えたインド人)が、
ここを訪れ修行したと伝えられる場所です。

パドマ・サンババは有名な「バルド・トドル(チベット死者の書)」の著者といわれ、
「バルド・トドル」を、発見するのがふさわしい人物が現れるまで、隠しておいたという
伝説があります。

また、ヒストリーチャンネルかディスカバリーチャンネルで見たので、記憶が確かでないのですが、
「バルド・トドル」以外にも、いくつかの「秘密」をヒマラヤのどこかに隠し、
それらは、「秘密」を解くにふさわしい人物の到着を待っているといわれているそうです。

私はこのパドマ・サンババのエピソードは後になって知ったのですが、
そういう意味では、このタクツァン僧院にも何かあっても不思議ではないわけです。

そしてあったわけです。


画像

                             民家の仏間にて・・


登山は、後年訪れたヒマラヤの四大聖地(過去のブログ参照ください)よりは、きつくありませんでした。
ただし、それは私が若かったせいでもあり、年配の参加者の方たちはかなり大変だったと思います。

歩くのきつい方のために馬も4頭雇いましたが、どなたもお乗りになりませんでした。

成瀬師より、集団の一番最後のポジションを拝命していた私は、
誰も乗らないのではもったいないと思い、そのうちの1頭に乗ってみました。

前の年、仕事でアメリカのオレゴンに1カ月間滞在したときに、地元のカウガールに
乗馬の手ほどきを受けていたので、少しだけ試してみたかったのです。

結果は散々でした。

人が乗ったため俄然やる気になったのか、馬が物凄い速さで山を登り始めたのです。

しかも、山道の崖ぎりぎり駆け抜けたりします。

人を乗せていない残りの3頭も競争を始めて、あっという間に集団の先頭に来てしまいました。

そこで馬を降りたのですが、正直ちょっと怖かったです。


しかし、他の馬に別の人が乗るとおとなしいままでした。
どうも私が乗った馬が、ちょっと気の荒い奴だったみたいです。

この気の荒い馬も、試しに成瀬師が乗ってみると、最初勢いよく駆け出そうとしたのですが、
途中でゆっくりと歩きだしました。

凄いです・・。私が凄くなさすぎるのかもしれませんが・・(汗)。




数時間歩き、昼ごろ休憩所につきました。もうタクツァン僧院が見える場所です。
あと、数時間登れば着くでしょう。

休憩所の中で、昼食が出来るのを待ちました。




気がつくと、何だか不思議な意識状態の中にいました・・。
成瀬師を始め、私を含め5人の弟子たちが、テーブルを囲んでいたのですが、
何か不思議な靄のようなものに包まれているような感じなのです。

こういう意識状態になったのは、人生で初めてでした・・。


その状態を楽しんでいると、突然「お昼の準備ができました」という声が聞こえてきました。

食いしん坊の私は、何も考えず反射的に立ち上がってテーブルを離れました。

成瀬師が、一瞬はっとした残念そうな表情をされました。



今の私なら少なくともそんな行動はしなかったと思いますが、
当時の私は本当に修行が足りていなかったのです。

「空気が読めない」というのはまさにこの行動のようなこと言うのでしょう。
ヨーガや瞑想の修行者として恥ずかしいかぎりです。


食事をもって戻りましたが、そのテーブルには私が座れる雰囲気はありませんでした。
たとえ食事を返却して戻ったとしても、元の意識状態に戻るのは無理でしょう。

悲しい気持ちで一人で食事をしました・・・。


この出来事が、この後の僧院での出来事、ひいてはその後、今に至るまで私のヨーガ人生に
大きな影響を与えます。


次回はいよいよタクツァン僧院に到着です。



























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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
自分だったらお腹空いて集中できないからお腹空いたのに続けるとか無理です(~_~;)って普通に言いますね。それで呆れられてもそれが自然の摂理というものだからこれでいいのだ。って態度で破門になるでしょうね。
Mr.Saturn
2016/02/06 00:10

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