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zoom RSS マハー・クンブ・メーラー体験記6

<<   作成日時 : 2010/10/04 10:20   >>

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3日目(2001年1月24日)は、朝から不思議な雰囲気でした。

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                     24日の朝、祭壇の前で


プラヤーグ・ギリに会うと、「今日はモウナの日だ。」と言いました。
「モウナ」と「沈黙の行」(あるいはそれを実践する人)のことです。

沈黙の日なのに、プラヤーグ・ギリが「今日はモウナの日だ。」と言ったのがとてもおかしくて、
思わず笑ってしまいました。

それを見てプラヤーグ・ギリは「心がモウナなら、しゃべってもいいんだ。」といって
ニカッと笑いました。

やっぱりプラヤーグ・ギリは魅力的な人です。
普段、ものすごく厳しい修行をしているのに、こんなに緩いところもあるのですから・・

大昔小学生の時、無言の行(モウナ)をしているのにしゃべってしまう僧達の話が、
夏休みの宿題の中に出てきたのを覚えています(たぶん日本の古典文学からの抜粋だったと思います)。

それは修行が足りない僧たちの話だったのですが、
プラヤーグ・ギリは、修行をクリアした上でやっているのです。



ともあれ、この日は聖なる日のようでした。
(帰国後NHKでこのマハー・クンブ・メーラーの特番をやっていましたが、
その中で、インド人の宗教学者?がこの日は占星術的に星の配置が非常によいと言っていました。)

ウッタムさんが、「サンガム(川の合流地点)に沐浴に行くから写真を撮ってほしい。」
と言ってきました。

兄弟子とどちらが行くか話しあった末、気軽に引き受けましたが、
これが、私の人生の中でも特筆すべき出来事になりました。


ウッタムさんと彼の仲間数人と出かけましたが、サンガムが近づくにつれ、
人の多さが目立ってきました。

ついには、朝の山の手線の車内並みの人口密度になりました。
もちろん建物内ではなくて外の話ですよ

動けずにいると、遠くから大きな馬車がやってくのが見えました。

おそらくどこかの教団の有名な聖者が乗っているのでしょう。
サンガムで沐浴するか、祈りを捧げるのでしょう。

馬車の前には警官を乗せた馬が数頭います。
警官たちは手に長い棒を持っています。


よく見ると、警官たちは手に持った棒を振り回しています。
聖者の馬車を通すために人混みをかき分けて進んでいるのです。

棒で殴られている人たちが見えます。
悲鳴も聞こえます。
逃げたくてもこの混雑では逃げられないのです。

人々を押しのけて馬車がこちらに近づいてきます。

逃げ惑う人たちが折り重なり将棋倒しになっています。

周りの人たちも警官に殴られ始めました。
私はすんでのところで、棒で殴られなくてすみました。
かがんで棒を避けた私の下には、インド人の老婆が震えながらしゃがみこんでいました・・・。

正直、命の危険を感じました。



インド人の名誉のために言っておきますが、
彼らはかなり平和的な民族です。
喧嘩などをしても議論するこが多く、暴力に訴えることはめったにありません。

今回は特別な祭りの特別な日だったので、皆異常な精神状態になっていたのだと思います。


やがて馬車が去り、動けるようになると
ウッタムさんたちは、人込みをかき分けながら物凄いスピードで走り始めました。

私も遅れないように、カメラを片手に必死に走りました。


やがて水が見えてきました。サンガムが近いようです。


サンガムの中心も見えてきましたが、合流地点付近の岸には物凄い数の人がいます。


ウッタムさんたちが見えなくなってしまそうなので、急いで人をかきわけようとしました。

その瞬間、人込みに押されて岸から足を踏み外しました。

全身が水に浸かるのを、スローモーションのように感じました・・・。



次回はいよいよクライマックスですご期待ください












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