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zoom RSS オレゴン転生紀行11・最終回

<<   作成日時 : 2010/12/26 15:09  

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 6 / トラックバック 0 / コメント 1

ヴィクトリアを連れ去られた後、
最悪の気分で部屋に戻り、ベッドに入りました。
そうするより仕方がなかったのです。

ヴィクトリアのことが心配で、かつ異常な体験をしたことで
頭の中はキンキンに冴えわたっていました。


もちろん、眠れそうにありません。

しかし、気づかずいつのまにか深い眠りに落ちていきました。

何か目に見えない力が、何かを伝えるために
無理やり夢の中に引き込んだような、強引な感じでした。



とてもリアルな夢を見ました。

私は古い時代のヨーロッパの男性でした。
私には自分がケルトの人のように思えました。

近くに男性の友人が2人います。

見ると、一人はジョージ、そしてもう一人は(男性ですが)ヴィクトリアだということが分かりました。

はっ、と目が覚めて時計を見ると4時でした。

先ほどの事件から、さほど時間が経ってはいません。

なんてリアルな夢なんだ、やはりヴィクトリアを巡る異常な事件に遭遇したからだ
と思い目を閉じ、深く呼吸をしました。

またすぐに寝入ってしまったようでした。
また、夢をみました。

今度は自分はネイティブ・アメリカンの子供でした。
母は・・ヴィクトリアです。

夢の中なのに「あっ。」と思いました。

これは前世の光景です。
あのマルトノマの滝のところで、母ヴィクトリアに抱かれた赤ん坊だった幻想を
見たのと同じ時代のようです。

母は、白人のカウボーイの格好をした大男に腕をつかまれて
無理やり連れていかれようとしています。
幼い私はヴィクトリアの腰にしがみついて引き留めようとしています。

いきなり目の前に、大きな靴底が見え、気づくと私は地面に転がっています。
男に蹴られたようです。

私はあきらめずに起き上がると、母にしがみつこうとしました。

男が銃を抜いたのがわかりました。

こちらに向けて引き金を引かれたところで、目が覚めました。
銃口の先に点となって光る赤い光が、瞼の裏に焼きついています。

全身汗びっしょりでした。

いくら異常な体験をしたあとだといっても、あまりにリアルすぎる夢でした。

おそらく、前世でした体験を思い出したのに、間違いないだろう、
私はそう確信しました。
(ネイティブアメリカンには夢の中で前世をみる技術があると
聞いたこともあります。)


夢のなかで、母ヴィクトリアを連れていこうとしたのは、
先ほど実際にヴィクトリアを連れていった男の過去世の姿に間違いないでしょう。

今回の体験とほぼ同じ体験を過去世にもしたということなのでしょう。

大きな違いは、過去世ではおそらく私は殺されていたのです。


その時、母だったヴィクトリアは、私の死を本当に悲しんだのだと思います。
そして、「私のせいで息子を死なせてしまった。」「母として息子を助けられなかった。」
と生涯自分を責めたのかもしれません。

その潜在意識に深く刻まれた想念が、輪廻転生を超えて今生で
同じ舞台をセットさせたのかもしれません。

私に思いを寄せてくれたのも、過去世で自分の子供を愛した気持ちから来ていたのだと思います。

今回、私が殺されなかったことで、
ヴィクトリアの魂は、深い悲しみから解放されたのかもしれないと感じました・・



出発の日、ヴィクトリアはキャンパスに現れませんでした。

桧山氏とジョージが来てくれて、
私はジョージの車で空港まで送ってもらうことになりました。

私は、桧山氏にヴィクトリアへの感謝の気持ちを書いた手紙を託し、
車に乗り込みました。

もうここには戻らないだろうことは分かっていました・・・。


車の中で、ジョージはこういいました。
「俺のオヤジはアイルランド出身なんだ。だから俺とヴィクトリアは
ケルト民族の魂でつながっているんだ。」

ジョージもアイリッシュだったとは驚きました。
2人がとても仲が良かったのも納得がいきました。
いわば同郷なのです。

昨日の事件をまだ知らないジョージが続けました。
「でも、俺はトシとヴィクトリアの仲を邪魔するつもりはないよ。
おれとヴィクトリアは、友達として仲がいいだけだからな。」

「東洋人は生まれ変わりを信じるんだろ?
なんか、俺とヴィクトリアとトシ、3人昔から一緒にいたような気がするな。
過去世で一緒にいたということなのかな?」

それを聞いて私は
昨日の最初の方の夢もきっと過去世の記憶に間違いないと確信しました。



帰りの飛行機の中、映画が放映されていました。
現代西部劇でした。

良く見るとそれは、ヴィクトリアと一緒に見た映画の続編のようでした。

字幕があったので、きちんと最後まで見ました。

映画の最後に「Fin(終わり)」の文字が出た時に気づきました。

ヴィクトリアが連れていかれたあと、
すぐに終わった映画には「続く」と表示されていました。
その時は頭が混乱していたのですが、たしかそう表示されていたことを
思い出しました。


「Fin」の文字を見ながら、
何度か繰り返したであろうヴィクトリアとの輪廻転生は、
今回で終わったのだな・・なぜかそう感じました。



その後、ヴィクトリアが何か事件に巻き込まれたという話は聞きませんでした。
ですから、あの後たぶん危ない目にはあっていないと思います。

そして、ヴィクトリアが日本にくることはありませんでした。

その後、私が勤めていた専門学校も経営難で解散(倒産)し、
アメリカのキャンパスも人手に渡りました。

風のうわさで、桧山氏もアメリカでの永住権を返還し、
日本に帰国されたと聞いています。

私はこのころを境に、よりヨーガの修行にのめりこむようになりました。
何だか一つの大きなカルマを精算した気分でした。


ヴィクトリアは、今45歳のはずです。
もうお会いすることはないと思いますが、
どこかで、幸せに暮らしていてくれれば嬉しいです

オレゴンはたった1ヶ月の滞在しかしませんでしたが、
大切な私の人生の1ページになっています。

ありがとうヴィクトリア
ありがとうジョージ
ありがとうオレゴン・・

画像

            ヴィクトリアが働いていたキャンパス内の厩舎




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ガネーシャ・ギリ


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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
面白かったです。運命の不思議だわ。見てはいけないもの見ちゃった気分だよーん
みぽこ
2015/04/30 10:47

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