ヒマラヤ四大聖地巡礼の思い出24

日が落ちるまでジョシマットの街を歩き回りました。

夕暮れ時、宿に戻るために街の大通り(小通り?)を歩いていると、
突然、目の前にジープが停まりました。しかもあの特徴のある白いジープです。

画像


「あっ、あのジープだ。」と思った瞬間、
ジープの中から白人女性が顔を出して、キョロキョロまわりを見回しだしました。
その瞬間は、まるで映画の中の1シーンのようでした。
白人女性はゴームクの近くで会ったイギリス人の女の子でした。

向こうもすぐに私に気がつきました。
どうやら覚えていてくれたようです。

「何を探しているの?」と聞くと、
「この街ってジョシマット?」と聞き返してきました。
「そうだよ。」と答えると
「安い宿知らない?」という返事。

どうやら彼女も聖地巡礼している物好き!?らしく、同じルートを旅していたようです。
前にウッタルカーシで見かけたときも、けさ朝食時に見かけたときも
このジープには彼女と運転手が乗っていたのです。

しかしながら、同じルートを旅しているとはいえ、広大なヒマラヤで何度も出会うのは
かなり低い確率です。

実は彼女のほうも、私の気付かないところで、何度か私を見かけたとのことでした。
何だか運命を感じてしまいました。

彼女の方もまんざらではないようです(私にはそう見えました・・笑)。

しかし、恋愛小説と違うのは、彼女はものすごく美女でしたが、
私の方ははイケメンではないこと、そして巡礼中であるということです。

「この巡礼は絶対成功させたい。」私は心からそう思っていたのです。

そのためには、巡礼が終わるまでは心の中には「神様」以外のものは入れたくない。
本気でそう思っていました。

今は修行も積んで(ジジィ!になってですかね)女性に心を動かされることは
(たぶん・笑)なくなりましたが、
このときは、正直ちょっと心を動かされました。

あまりに不思議なことばかり続いて起こるので、神の配剤かもと思ってしまったのです。

のちにインド占星術を学んだ後に知ったことですが、
私は生涯結婚しないか、するとしたら外国人、もしくは外国人のように別の価値観を
持つ人と結婚する運命にあったようです。

ちなみに・・あれから12年たった今は・・ウチには外国人どころか
宇宙人のような不思議な感性をもった方が、おひとりオラレマス。
やはりインド占星術は的中します

結局彼女も同じ宿に泊まることになりました。
一緒に夕食をとりましたが、チャマンが色々茶々を入れるのには閉口しました。

トイレに立った私を追いかけてきて
「タケイさん、これは運命の出会いです。連絡先を交換すべきです。
それから、今のイギリス人にはビートルズより
スパイスガールズ(当時全盛でした)の話のほうがクールに見えます。」
「タイタニックの映画(前年公開でした)の話はきっと盛り上がりますよ。」

おいおいチャマン、インド映画の見すぎだよ。あっ・・インド人だから仕方ないか・・。

青山圭秀氏の「理性のゆらぎ」(でしたっけ)で読んだような出会いでしたが、
食後、いろいろ語り合ったあと、
気持ちを切り替えて部屋に戻りました。

明日はいよいよ最後の聖地バドリナートです。




ちなみに彼女とはこの後巡礼が終わるまでに、さらに7回偶然会いました。
ホントびっくりデス。

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この記事へのコメント

Mr.Saturn
2016年02月06日 00:35
ふーん(O_O)ふーん(O_O)運命の美女がいっぱいで楽しい人生じゃないの

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